事務所調査がありました

開業まで

早期退職したおじさんが起業して未経験で不動産の世界に飛び込みます。
そこで経験する悲喜こもごもとは。。。
宅建協会の事務所調査がありました。もっとお聞きしたかったのに・・


宅建協会に入会する際に、審査の一つとして事務所調査があります。
協会の方が実際に事務所を訪問してチェックするというものです。
本来は入会前にあるのだと思うのですが、入会後に調査となりました。
ご担当の方がお忙しいのだと思います。

いよいよ事務所調査です

2週間前ぐらいに電話で連絡がありまして、日程が決まりました。
11月初めの連休明け、いよいよ調査当日となりました。

ベテランの方おふたりが調査にいらっしゃいました。
自宅の事務所なのでちょっとドキドキします。
事務所に人がやってくるのは初めてのことですし。

おふたりはかなりお近くで不動産業をされている大先輩でした。
協会の役員としてボランティアでこの業務をされているとのことです。

事務所調査なので、宅建業の事務所として必要なものがそろっているかどうか、
一通りのチェックをまずは受けます。
業者票と報酬額の掲示、宅建士証、従業者証明書、従業員名簿などです。
これらは準備万端。もちろんクリアしました。

しみるアドバイス

さらに、免許申請の際の資料をもとに少し質問がありました。
そのやりとりの中で、定款に加えた方がいいことや、
この地区ならではの事情などをアドバイスしていただくことができました。
ありがたいことです。

定款に加えた方がいいのは、保険の代理業でした。
賃貸不動産の仲介業では建物や家財を守るために
入居者に損害保険に加入してもらうことが多く、その斡旋のためです。
まったく考えたこともなかったので、目からウロコでした。

この地区ならではの事情は借地権が多いことです。
借地権についてはネットの情報でも間違っていることがよくあるとのことで、
お客さんに迷惑をかけないためにも、勉強が必要とのアドバイスでした。
これもまさに「なるほど」と思えることでした。

チェックが終わると、情報交換タイムとなります。
まあ雑談などをしながらこちらのことを知っていただくといった感じです。
このタイミングをずっと待っていました

聞きたいことがやまほど

なぜなら未経験で開業したので、知り合いの不動産屋さんがいないのです。
聞きたいことや知りたいことがあってもこれまで聞ける人がいませんでした。
なので、ここでいろいろとお聞きしようと思っていたのです。

まずお聞きしたかったのは、おそらく基本中の基本。
不動産屋なら初日に覚えることなのだと思います。
「なるほど、そこからですか。本当に未経験で始められたんですね」と、
ちょっとひかれてしまいました。

でも、ホントそうなんです。
知識はいくらでも勉強できますが、実務はやってみないと覚えません
こういうところが未経験の弱みですね。

とはいえ、それは経験を重ねていけばいいだけのこと。たぶん。
これからどんどん吸収していきますよ。

その他にも営業電話はどこまで信用できるのかなど、
開業してから疑問に思っていたことをいくつかお聞きすることができました。
とても勉強になりました。

本当はもっとお聞きしたいことがあったのですが、
お二人ともお忙しいらしく、30分ほどで調査は終了してしまいました。
訪問ありがとうございました。これからよろしくお願いいたします!

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