部屋の模様替え

開業まで

早期退職したおじさんが起業して未経験で不動産の世界に飛び込みます。
そこで経験する悲喜こもごもとは。。。
自宅を事務所にしたので、部屋の模様替えをします。寝室は事務所になるのでしょうか。


事務所にする部屋は、
寝室兼居室としていた1階の部屋です。

ベッドや洋服ダンス、テレビなどを別の部屋に移動して
事務所としての体裁を整えなければなりません。

事務所にするということ

東京都の場合ですが、宅建業の事務所として必要な条件があります。
・対面可能な応接セット
・従事する人数分の机、椅子を含む執務場所
・固定電話
・「業者票」「報酬額表」の掲示(新規申請では不要)
さらに「私物やベッドなど業務と無関係なものを置かないこと」とされています。

ということで、家具やテレビなどを3階に移すことにしました。
今年初めに上の子が結婚して家を出て行ったので、ちょうど部屋が空いたのです。

自分の力では動かせそうにないので、業者に頼むことにします。
階段が狭いので家具が通るか心配です。通らなければ吊り上げるしかありません。

作戦開始

ネットで業者を調べます。
家具移動サービスをしている引越業者が何社かありました。
料金がお手頃だったのと、吊り上げも対応してくれそうだったので、
某業社に連絡をとって、下見に来てもらうことにしました。

営業の方が下見に来てくれました。
チェックしてもらうと、運んでもらおうと思っていた6点の家具は
すべて階段を通して上げられるとのことです。
ベッドとタンスは分解して上げるとのことでした。
吊り上げをある程度覚悟していたので、ホッとしました。

見積もりをもらって、依頼することにしました。
家具1点が約5,000円。6点で3万円弱でした。
高いのか安いのか正直よくわかりませんw

家具移動サービスの現実

6月初め、作業の日がやってきました。
別件の引越作業があったのか、作業のスタートは夕方でした。
屈強な男性3人がやってきて作業を初めます。

ところが、「洋服ダンスは階段通りませんよ」とのこと。
分解するから大丈夫と下見の時には聞いていたのに。。
どうやら分解しても通らないとのことなのです。
がっかりです。なんのための下見だったんだと。

さらに本棚も階段を通らないことがわかりました。
こちらは上げようとしてくれたのですが、
途中でひっかかってしまいどうにも無理だということです。
実際に作業をしてみないとわからないこともあるようです。

そこで提案されたのが、クレーンでの吊り上げでした。
これは別業社に発注することになるので、
下見がもう1回必要で、料金もさらにかかることになります。

結局、運んでもらおうと思っていた6点のうち、2点は動かせませんでした。
料金は家具1点につき約5,000円なので、2万円ほどとなりました。

ベッドは分解、移動、組み立てをしてくれたので助かりました。
テレビも相当重かったのでこれも助かりました。

さて運べなかったタンスと本棚です。
本棚は自分で分解して運び、再度組み立てました。
なぜ自分でしたかというと、
イケアなどの組み立て家具の分解は業者が対応してくれないからです。
強度の問題があるので対応できないそうです。

そして洋服ダンスですが、結局移動するのをあきらめました。
クレーン吊り上げが可能だとしても(前面道路や電線の関係で作業不可ということもあるようです)、
料金が約3万円かかるとのこと。などなどを考えると面倒くさくなりましたw

事務所内にタンスが残ることになりますが、
ロールブラインドで隠すことにしました。大丈夫、目立たないはずです。

事務所の家具を新調

この家具移動と並行して進めていたのが、事務所用の家具購入とレイアウトです。
自分用のデスクはそのまま執務用のデスクにします。
その他の家具を新調することにしました。

イケアのサイトにあるレイアウトシミュレーターを使って
置ける家具の大きさやレイアウトをイメージしました。
無料のシミュレーターなのですが、3Dデザインもしてくれるので、
かないいい感じで使えます。

イケアでは書類や荷物整理用の棚を2点と接客用の椅子を買いました。
接客用の会議机と書類保管用のキャビネットは手頃なものが見つからなかったので、
ニトリで買うことにしました。
その他掛け時計など小物も入れて総額7万円ほどでした。

配送されてくる家具を組み立てて、徐々に事務所っぽくなっていきます。
洋服ダンスを隠すロールカーテンは、ネットで探して9,000円ほどでした。
色が思っていたのとちょっと違いましたが、ネットだと難しいですね。

最後の家具が届いたのは7月に入ってからでした。
荷物や書類を整理して、ついに事務所の体裁が整いました。
こんな感じの仕上がりです。

社名の由来になっている観葉植物もいい感じにそろいました。
この様子を写真に撮って、いよいよ業者免許の申請です。



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