早期退職したおじさんが起業して未経験で不動産の世界に飛び込みます。
そこで経験する悲喜こもごもとは。。。
会社を設立したらさっそくロゴをつくりたくなりました。
形から入るタイプです。
さっそくですが会社のロゴをつくりたくなってしまいました。
名刺や看板、封筒などに使いたいのはもちろんですが、
なんといってもHPには不可欠な気がします。
デザイナーの知り合いは残念ながらいません。
やっぱりネットで探すことにします。
調べてみるとデザイナーさんとマッチングしてくれる業者がいくつかありました。
その中の大手、クラウドワークスさんを活用させてもらいます。
クラウドワークスさんに登録しているデザイナーの方に呼びかけて
コンペ形式でロゴの発注ができます。
これぞネットの時代という感があります。
イメージの希望に加えて、社名の由来や会社の説明など
できるだけ詳しくロゴの希望を伝えました。
発注金額は悩みましたが、
ロゴ作成では高額な方と思われる5万5,000円にしてみました。
他の方の発注例をみると2万円台が多いようでしたが、
会社の顔となるロゴですし、できるだけいいものにしたかったので
高めの金額にしてみました。
初めての発注なので、どれだけの応募があるのか不安だったのもあります。
コンペが始まると、どんどん提案が届きます。
高めの金額にした効果なのかはわかりませんが、
こんなに応募があるのかとかなり驚きました。
2週間の募集期間で、最終的に150人のデザイナーさんから
のべ320件を超えるデザインの提案がありました。
ありがたいことです。
他の方の2万円台での発注の応募数をみてみますが、
これほどの数にはなっていないので、
やはり金額は高い方が提案も多くなるのだと思います。
応募デザインの中でいいなと思ったのは10件ほど。
けっこういいデザインが集まりました。
この中から1件を選ばなければなりません。難しい選択です。
家族にも聞いてみますが、やはり意見は分かれます。
最終的には自分で選びました。
決めたポイントはシンプルさと視認性・汎用性です。
こちらです。オシャレですよね。かなり気に入っています。
募集期間中には、気になるデザインの変更なども依頼できました。
いくつか色やデザインの変更をお願いしてみましたが、意外にも
変更してもらってよくなることはありませんでした。
デザイナーさんが最初に出したものがベストなのだと気づきました。
決定したデザインを購入します。
ここで注意しなければならないのは権利に関する3つのことです。
まず「著作権」です。
著作権は著作物を創作した者が持つ権利で、
他者による利用を制限することなどができます。
なのでデザイナーさんから著作権を譲渡してもらう必要があります。
次に「著作者人格権」です。
これは著作者の精神的利益を守るもので、
著作物を公表する際に著作者名を表示することを決定できる権利です。
つまり会社のロゴを使用する時に、
デザイナーさんの名前を表示しなければならないということが
おこる可能性があるということです。
著作者人格権は譲渡できるものではないので、
デザイナーさんに「著作者人格権を行使しない」という
約束をしてもらうことが必要です。
そしてもう一つ「商標登録」できるかどうかの確認です。
商品やサービスのネーミングやロゴを他者に対抗するため、
そのネーミングやロゴを特許庁に商標として登録することができます。
商標登録は早い者勝ちなので、すでに登録があるロゴは登録できません。
なのでつくってもらったロゴが商標として登録できるものかどうかを
デザイナーさんに確認しておく必要があります。
納品はイラストレーターなどの形式で送ってもらいます。
背景を透過したものだと後で加工が楽です。
6月初旬、ついに会社のロゴができました。
これを使ってHPや名刺を早くつくりたくなってきました。