早期退職したおじさんが起業して未経験で不動産の世界に飛び込みます。
そこで経験する悲喜こもごもとは。。。
今回はなぜ不動産屋になろうと考えたのかです。
不動産業とはまったく関係のない会社で33年間働いたボクがなぜ、
未経験なのに不動産屋になろうと考えたのか。
今はそれが必然だったと思っています。いや、そう思おうとしているだけかもしれません。
最初から不動産屋になりたいというわけではありませんでした。
「会社を辞めて起業したいけど、何をやろうかな」というのがスタートです。
宅地建物取引士(宅建士)の資格は5年前に取得していました。
時間に余裕のある部署に異動になったのがきっかけです。
実家が不動産業をしていたので、そのうち継ぐかもしれないなと思い
なんとなく宅建士に興味がありました。
学生時代にもチャレンジしたことがあったのですが、その時はダメでしたw
今回はちゃんと勉強しようと通信教育講座にも申し込み、
持て余す時間を使って勉強してなんとか合格することができました。
その後コロナでほぼ在宅勤務になり、さらに時間ができたので、
ファイナンシャル・プランナーも取りました。
いよいよ早期退職を決心し、起業について考え始めました。
画期的なアイデアでブルーオーシャンに飛び出すような才能はありません。
「持っている資格を使って一人でやれること」
そんなところから考え始めました。
そういえばニュースでよく聞く「空き家」問題
相続にからんで「空き家」がうまれている
そんなキーワードが浮かんできました。
ファイナンシャル・プランナーとして相続の相談に乗りつつ
お客さんの不動産の効果的な活用を考えてビジネスにする。
これでやっていけるのではないかと思えてきました。
友人にも相談してみますが、口をそろえて言います。
「不動産屋なんて向いてないよ」
「今までのキャリアを活かしたビジネスをしなよ」
それはそうです。おっしゃるとおりです。
でも違うんです。それで稼いでいく自信がまったくありません。
まったくの未経験ですが、
それでも不動産業のほうがやっていける気がしてきます。
開業資金がほとんどかからないので
それほど無理なく開業できるような気もします。
不動産の仲介手数料は割りがよく
けっこう稼げるような気もします。
ということで、そんな弱腰な(?)理由づけですが、
ともかくも不動産業で起業することを決めました。
開業はできるかもしれません。しかし、
未経験で営業を継続できるのでしょうか?
そもそも集客ってどうやってやるのでしょうか?